好きな本、「貞観政要」

本を読むのは好きな方です。好きな本は?と聞かれたら、

「貞観政要」

と答えています。この本、中国の唐王朝の第二代皇帝、太宗の言葉を書き綴った本です。

何が面白いかというと、中国の皇帝という絶大な権力者にもかかわらず、あえて自らに諫言(目上の人の過失などを指摘して忠告すること)する役職を設けて部下に遠慮なく発言をさせたという点です。

皇帝という絶対権力者なのに、慢心や失政を防ぐためにあえて自分に厳しいことを部下に言わせる仕組みを作っていた点がすごいですね。半端ない「聞く力」だと思います。

時折、この本を読み返して、常に初心を忘れず、そして、様々なご意見を聞いて活動する大切さを胸に刻んでおります。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました