先月に行った一般質問を振り返る記事、第2弾です。今回は、オービック・シーガルズの練習場ができて盛り上がりつつある谷津干潟周辺の魅力向上に関する議論を紹介します。
ご存じの方も多い方と思いますが、今、アメリカンフットボールチームのオービック・シーガルズが谷津干潟公園の隣にある空き地に練習場を整備しています。練習場は既に完成して練習が行われており、隣のクラブハウスも近々完成予定と聞いています。
この空き地、実は、市の土地で、市からオービック側に貸与しています。
元々は、習志野市が千葉県から2014年度に購入した土地で、公園を作る予定ですが、具体的に進まずに空き地のままでした。私はこの場所について有効活用した方がよいと昨年9月議会で提案し、その後、様々な調整があって、今回、オービック側への貸与となったという経緯です。
貸与によって市が得られる利用料収入は年間約2,500万円超となり、オービック練習場の完成という新しい動きを好機として、市としても積極的に動くべきと主張しました。
市側も好機として認識しているという答弁がありましたので、私からは、具体的には、ふるさと納税を通じて地元スポーツチームを応援する枠組みを作る、谷津干潟に手を触れて楽しむ場所を整備していく(例えば、谷津船溜の開放)、といった取組をした方がよいと要望しました。
オービックの練習場が完成しました、貸与の利用料をいただきました、以上です!ではなくて、行政としても仕組みや工夫を凝らして、この地域をスポーツと自然でにぎわう空間にしていくチャンスです。
この絶好のチャンスを最大限に活かして、習志野の宝である谷津干潟の魅力向上につながる取組を具体化していきます。
(写真はオービックの練習場の様子です)
コメント