猛暑対策、外でのスポーツ・文化活動の見直しを

連日、熱中症警戒アラートが出されて、危険な暑さが続いています。私の子どもの頃と比べて、夏の気温は5度近く上がっているような感覚です。

このような危険な暑さに対して、私は3月の議会で、教育活動のあり方を見直すように提案しました。具体的には、移動図書館の中止、小中学校におけるプール授業の見直しです。

移動図書館については、8月9日~22日の期間は巡回中止となりました。巡回先に冷房機能がない状況において、利用者、そして、図書館スタッフの安全確保という観点で大変妥当な判断だと捉えています。今年度の取組を評価したうえで来年度以降はどうするのか、しっかりと検討することが期待されます。

また、学校のプール授業については、暑さ対策という点に加えて、安全確保という観点からも抜本的な見直しが必要です。先日も、プール授業において児童がなくなるという痛ましい事故がありました。私は、プール授業については、専門性のある民間プールに委託する、中学校における授業は全廃するという提案をしています。この提案の実現に向けて引き続き取り組んでいきます。

移動図書館、プール授業以外にも、部活動の試合、スポーツや文化の行事等、外で行われてきたものについては見直しを行って、この猛暑の時期をできる限り避けていくことが必要です。

地球沸騰化とも言われている状況においては、前例踏襲ではなく、変化に応じた抜本的な見直しが不可欠です。

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