一般質問の振り返り①:次期基本構想、習志野市の未来を拓くために

12月11日に行った一般質問について(録画に関する記事はこちら)、主なポイントを振り返っていきます。1回目は、次期の基本構想に関する質問について報告します。

習志野市は、現在、2026年度から2041年度までの基本構想を策定中です。この基本構想は、習志野市の基本理念である「文教住宅都市憲章」に次ぐ、とても重要な文書です。習志野市の未来を決める文書といっても過言ではありません。

市は、今年1月に策定方針を決めて、その後、市民からの意見の集約、基礎調査、市役所内での検討を積み重ねてきて、今、構想の素案を最終化しつつあります。

このような状況を踏まえて、私は、3点、質問をしました。

1.策定作業の中で、習志野市の新しい個性や強みはどのようなものが抽出されたのか?

→(答弁)優れた交通アクセス、都市機能の集積、コンパクトで利便性の高い住環境、谷津干潟等の緑の拠点等である。

⇒私は、このような点に加えて、機能拡充が進む成田空港や羽田空港へのアクセス、潜在性の高い海辺、そして、軽微な人口減少が習志野市の新しい強みや個性と提起し、これらを活用した基本構想を期待している。と主張しました。

2.大きな影響がある人口の動向は?

→(答弁)市の推計では、2035年にピークを迎えて減少傾向となり、2050年時点で172,135人となる見込み。

⇒私は、2050年時点で17.2万人は現状より3千人減であり、全国的な状況と比べて微減と言える。軽微な人口減少と健全な財政を踏まえて、積極的な投資を要望しました。

3.基本構想のビジョンや政策の方向性は?

→(答弁)バランスのとれた人口構造の保持、良質な市街地の維持・形成、生涯にわたっていきいきと暮らせる環境の充実、自助・共助・公助の適切な組み合わせ、良質な就業機会の創出、より効果的・効率的な行政サービスの提供。

⇒私は、見通しの立たない時代、尖ったチャレンジによって、未来を拓く姿勢を期待、具体的には、12月2日に基本構想に対する提言を提出したので是非参考にしていただきたい、と主張しました。

次期の基本構想の策定作業は、あと半年が山場となります。引き続き全力で取り組み、1ミリでも前向きな内容となるように頑張ります。

 

 

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