習志野市、公共施設再生計画の「緊急事態宣言」を出す状況!

JR津田沼駅南口の再開発、工事費高騰で工期が遅れるという問題が急浮上し、大問題となっています。この件について多くの市民の皆様からご意見をいただいています。

まずは、野村不動産から次善策の提示があって、過去の検証も含めて議論をし、市民生活への影響の回避を最重視して取り組む必要があります。

一方で、計画を白紙撤回しない場合には市の負担額(今は150億円)は確実に増えると見込んでいます。よって、この緊急事態を踏まえて、習志野市の「表玄関」と称される津田沼駅周辺をしっかりと整備するためには、他の公共施設再生については「緊急事態宣言」を出す勢いで取り組むべき状況です。

具体的には、

・全施設の老朽化状況を再精査し、安全確保のために対応が必要な施設はどれか、その優先順位を厳密に付けること。

・生活インフラ、教育施設等、市民生活に不可欠な施設を優先し、その他の施設は事業予定を凍結・後倒し、縮小すること(別途取り組んでいる、秋津サッカー場の人工芝化は即座に中断すべき事業です)。

・学校の建て替え・修繕であっても、老朽化が比較的進んでいない棟があれば、学校全体を一括して対応するのではなく、老朽化している棟だけ先行して対応すること。

という方針で臨むべきです。

このような事態(習志野市の「表玄関」の危機)になっているにもかかわらず、他の公共施設について、「計画していましたから」、「担当分野・部署が違いますから」、「予算費目が違うので」といった理由で今までどおり進めることは許されないですし、市民には納得いただけません。

今こそ、市全体の事業を俯瞰して、市民生活の安全・安心の確保という観点で、事業の優先順位を精査すべき時です。不要不急の事業は全て凍結・後ろ倒し・規模縮小という厳しい判断をして、習志野市の「表玄関」の整備に一丸となって取組むべきです。

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