習志野市議会、今年1回目の定例会は今日から各議員による一般質問が始まりました。
今日の質問の中で私なりにまとめた主なポイント(市側の説明)としては、
●工事費高騰によって、公共建築物再生に必要な事業費は年間60億円に増加と試算(当初は年間33億円)、しかもこの試算には、JR津田沼駅南口再開発における工期遅延の影響(文化ホール等の再建に必要な市負担額が45億円増えて195億円と試算されているもの)は含めていない状況。
⇒このような状況は「有事」と私は捉えています。工事費高騰は様々な事業に影響が出るため、不要不急の事業は即時に凍結又は中止すべきです。その代表格は、今回予算案に盛り込まれてしまった秋津サッカー場の人工芝化工事予算約4億円です。現状において、必要性も緊急性もない人工芝化をなぜやるのか、その妥当性は限りなくゼロに近いと考えています。
●小・中学校の施設を最大限活用して、公共建築物再生における複合化や多機能化の拠点とする方針は維持していく。
⇒徒歩圏内にある小・中学校の敷地・施設に最大限に活用すべき、地域コミュニティーの核としていくべき、と考えている私としては、上記方針の維持に賛成です。この点については、3月3日に予定している私の一般質問でも議論します。
●習志野市の新清掃工場建設について、旧工場の解体を2026年度から行うこととして(当初予定から1年前倒し)、新工場の建設を2028年度から開始し、2032年4月からの稼働を目指す方針を表明。展望施設等の付帯施設についても今後検討していく。
⇒市民生活の基盤の一つであるごみ処理機能はその安定性が重要であり、工期を工夫している点は素晴らしいと捉えました。付帯施設については、海に面しているという特性を大事にして、展望施設、サウナ、カフェ等、にぎわいを生み出す機能を目指すべきと考えています。また、隣接する津田沼浄化センター(下水処理施設)の機能統合、茜浜地域の海辺の整備等と総合的に連携していくことを強く期待しています。
1日目の質疑は濃厚なものでした。市側の答弁について、言葉のニュアンス、文脈等をしっかりと確認することは次につながる大事な作業です。真剣勝負の一般質問、最大限活用して市政の前進に貢献していきます。
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