習志野市議会、一般質問2日目。今日も4人の市議が質問を行い、幅広いテーマについて議論が行われました。
私なりにポイント(市側の説明)として捉えた点は、
●新規事業として5歳児健診を2025年度から本格的に実施し、健診の結果で発達段階に不安がある子どもについてはひまわり発達相談センターで相談に応じるべく、同センターの体制を整備していく。
⇒早期対応が大事な分野であり、健診を起点として切れ目のないサポートを整備していくようにフォローしていきます。
●市内の単身高齢者世帯は2020年度で7,787世帯(全世帯における割合は9.8%)で2025年度は8,000世帯を超えて割合も10%を超える見込み。身寄りのない高齢者が増えて、死亡された際に引き取り手がなく、市役所が対応している事案が増えてきている。
⇒超高齢社会で行政が対応していくべき分野であり、「亡くなってから対応」ではなく、生前にサポートをしっかりとしていくことが大事と考えています。他自治体の先進的な事業も踏まえて、対応策を提言していきます。
●公共建築物再生の取組みにおいて、耐震性の観点から対応が必要な施設は、菊田公民館、中央消防署秋津出張所、総合教育センターの3つ。
⇒菊田公民館については具体的な対応策について検討が進んでいません。津田沼地域におけるまちづくりの核であり、公民館文化を支えてきた菊田公民館の重要性を踏まえて慎重な対応が必要です。
●モリシア建替え遅延については、その遅延によって、市にとっては法人市民税・固定資産税・都市計画税等の税収の減、駅前の賑わい喪失、買い物場所の減少等の負の影響があると捉えている。現時点で、事業者である野村不動産から次善策の提示はない。
⇒深刻な状況から次の一手が見えていません。あらゆる選択肢を考慮したうえで、コスト面、街としてのにぎわい維持という面、治安面等を総合的に加味して、早期に判断する必要があります。工事費はその高騰率は少しは落ち着くと思いますが、価格自体が下がることはないと見込んでいます。日に日に工事費は上がっていくという見込みなので、検討に無用に時間をかけることは得策ではありません。検討材料を早期に整理して、早期に判断することを引き続き促していきます。
明日が3日目、週末をはさんで3月3日、私の番となりますので、自分の質問準備もしっかりと続けていきます。
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