昨日、正式に決定した「新習志野駅周辺の活性化」について、これから積極的に推進していくことになりますが、懸念事項への丁寧な対応も不可欠です。昨日の採決においても、日本共産党から、
「住工分離を基本理念として」
という言葉を追加すべきではないか、という修正提案がなされました(修正提案は採決では5-22で否決)。「住工分離」とは住居地域と工場地域を分けることで、良好な住環境と産業環境を維持・発展させることを意味しています。
現在、新習志野駅周辺では、京葉線を境として北側は住居地域、南側は産業・工場地域という分離がなされているため、駅周辺の活性化によって「住工分離」が損なわれるのではないかという懸念です。私はこの指摘は一理あると捉えていますが、一方で、「住工分離」を維持する=現状維持ではない、と考えており、分離するラインを見直すことで駅周辺の活性化と両立できると考えています。
具体的には、新習志野駅の駅前広場から幕張豊砂駅方面について線路沿いに沿って新しいまちづくりをしていくことは「住工分離」を崩すことにはなりません。まずは駅前広場のあり方から検討して具体的な事業を計画、実施していくべきと考えています。
これからも、懸念事項等に丁寧に対応しながら、新習志野駅周辺の活性化に取り組んでいきます。
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