習志野市議会第一回定例会、市政運営方針について(その2)

2月14日に市長から示された今年の市政運営方針、総論については既に共有しましたので、今日は各論の注目ポイントを報告します。

●昨年度に続き、学用品の共用品化について、「教育に係る保護者の経済的負担の軽減として、学習教材において、個人で所有する必要性がなく共用が可能なものについては公費で購入することを進めます」と明記されたことは高く評価します。この取組について継続して取り組んできましたが、市政運営方針にここまで明記されたことは非常に意味があり、今後も取組を推進していきます。

●福祉事業に関し、「地域共生社会の実現に向けた取り組みとして、改正社会福祉法で任意事業として示された重層的支援体制整備事業の近隣市の動向を注視つつ、社会福祉協議会をはじめとする他機関・多職種との連携を推進します」と保健・医療・福祉に関する方針の冒頭で示されたことも意義深いと考えます。私は、ごちゃまぜ型の取組みを推進していくべきと考えており、今後は、重層的支援体制整備事業について「ごちゃまぜ型」をコンセプトにして、更新が予定されている総合福祉センターでの実践を提案していきます。

●「都市基盤の整備を推進すること」という項目において、工事遅延で注目されているJR津田沼駅南口の再開発について一言も触れられなかった点は大変残念です。「習志野市の表玄関」とも称される場所がしばらく「空き家」(空きビル)になってしまうかもしれない有事について対応方針を触れずに驚きました。これこそ、都市基盤の整備の重要課題ではないでしょうか。

他にもポイントがありますので随時報告していきますが、各論で特に注目した3点はこれらの内容でした。市政運営方針をじっくりと確認し、そして、その文脈や行間にある意味合いも深堀して考えたうえで、市政に対して前向きで具体的な提案をしていきます。

 

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