明日23日、高市総理は通常国会冒頭で衆院解散を表明し、27日から選挙が始まります。19日の総理会見を聞いても、選挙の争点、何を判断する選挙なのか、その大義はわかりませんでした。
日本政治は大統領制ではなく議員内閣制にもかかわらず、総理の言うような「高市早苗が、内閣総理大臣で良いのかどうか、今、主権者たる国民の皆様に決めていただく」という考え方は理解できません。選挙で選ばれた議員によって総理を選出し、その総理が内閣が組織されるという仕組みにもかかわらず、選挙で自分が総理で良いかどうかを問うという安易な考え方は不適切で、全く共感できません。せめて「自分の率いる自民党の新しい政策である、責任ある積極財政についてその賛否を問う」といったような説明であるべきでした。
責任ある積極財政についても、その政策効果が出てきていない中で、選挙でその政策自体の是非を問うことにも賛成できません。せめて就任後初の通常予算の編成によって政策に基づく具体的な取組や事業をはっきりさせたうえで、国民の審判を仰ぐべきでした。
大義のない総選挙において何を判断すべきなのか。
私は、30年以上の政治経済社会の停滞を招いてきた政治を続けていくのかどうか、既得権益の確保・維持を図る自民党政治を続けるべきかどうか、そして、今の社会の現状はこのままでいいのかどうか、という判断軸だと捉えています。
今のままでよいと考えるのであれば与党へ、変えていこうということであれば野党に投票することになります。政権や自民党の中から変えていくという考え方もあるかもしれませんが、過去30年を振り返っても成果が出ていないので中から変えるということは極めて難しいということがわかります。
かかつて「自民党をぶっ壊す!」とまで主張した総理もいましたが、その結果、日本の経済社会が好転したとは言えません。つまり、自民党の中から変えるということは限りなく不可能なことであり、現状を変えたいということであれば政権交代しか道はないと思います。
大義のない今回の選挙で、その争点や判断軸について議論が深まっていくことを期待しながら、私も自分の考えを主張していきます。
(写真は先月に開催した市政報告会の様子)


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