学校徴収金/校納金について、根底から見直す

学校徴収金、または、校納金という言葉、ご存じでしょうか?

学校徴収金(校納金)とは、文科省の説明では、「学校・家庭で使用できる教材・教具等、児童生徒の所有にかかる経費 」、「教育活動の結果、直接的利益が児童生徒個人に還元されるものにかかる経費 」と定義されています。具体的には、教材費(テスト、ワーク、ドリル等)、修学旅行等の学校行事費等です。

この学校徴収金について、様々な課題がありますが、そもそも論から言えば、

●義務教育は無償と憲法で定められているのに、なぜテストやワーク、学校行事経費等が保護者負担になっているのか?

●「直接的利益が児童生徒個人に還元されるもの」とあるが、「だから保護者負担とする」という合理性や必要性はどこにあるのか。テストやワークは教育活動の一環であり、利益云々は教育効果の観点から捉え方を変えるべきではないか。

●上記2点を脇に置いたとしても、学校徴収金の会計が、(少なくとも習志野市では)保護者と学校との私会計(=自治体の予算として編入されていない会計)となっているのは何故か。

といったものがあります。

教育行政については、市議になって、まずは、学用品の共用品化による保護者の経済的負担の軽減に取り組んでいましたが、今年は、いよいよ、本丸の一つといってよい、学校徴収金の見直しに取り組みます。皆様、特に、義務教育に子どもを通わせている保護者の皆様、ぜひご意見をお寄せください。

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