今日は、議会開会に向けて、提出される予定の議案等に関する勉強会が行われました。議案に加えて、重要な事項に関する説明もあり、その中で、一大事となっているモリシア建替え遅れ問題についても議論がなされました。
事業者である野村不動産から工事費高騰によって工事スケジュールが遅れることが表明されてから2週間が経ちましたが、具体的な次善策の提示は未だないということで、危機感を一層強くしました。習志野市の表玄関と称される津田沼駅南口、その再開発が頓挫しつつある状況で、検討スピードが遅すぎます。
習志野市長が「市民生活への大きな影響が懸念される一大事」と表明しているにもかかわらず、未だに、どれぐらい遅れそうなのか、どのように対処していくのか、具体的な提案がなされていないということは信じられません。
参考値としては、総事業費、習志野市の負担額ともに、最新額の1,620億円(総事業費)、150億円(市の負担額)から約1.3倍になる見込みとのことです。中野サンプラザの事例を踏まえれば、手をこまねいている間に更に高騰するのではないでしょうか。
このままではモリシアが閉館する来月末以降、習志野市の表玄関には空きビルがたたずむことになります。失われる経済効果はどれぐらいになるのでしょうか、にぎわいが消えていくことも懸念されます。そして、周辺住民の方々にとっては買い物先が減ることになります。そして、事業完成の見通しが立ちません。
私は、野村不動産との協議の加速、市民への丁寧な情報発信を要望しました。また、この一大事を踏まえて来年度予算案についても不要不急の事業を見直していくべきと強く主張しました。習志野市のまちづくり、まさに大きな局面に直面しています。
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