政府は正式に参議院選挙の日程を7月3日公示、7月20日投票と決定しました。
来月は19日(土)、20日(日)、21日(祝)となりますので、20日の投票日は連休の中日となります。そして、多くの地域で19日から学校は夏休みとなるため、夏休み最初の週末でもあります。多くの人がレジャー等で出かけることでしょう。
にもかかわらず、20日を投票日とする必要はあるのでしょうか。政府の説明では、過去の参院選挙の投票日は日曜だったので、という理由ですが、理由に全くなっていません。せめて公示日を4日とし、投票日を21日にできなかったのでしょうか。業界団体等の組織票の強みを出すために、そして、無党派層の投票が少なくなるように連休中日にしたのではないか、と指摘されても、まともな反論はできないと思います。
期日前投票を促せばよいのではないか、という方もいますが、私は、投票日直前まで各党や候補者の主張を見極めたい人は投票日当日に票を投じたいのだと思います。また、例えば、投票日前日にスキャンダルや失言が発生することも考えられます。やはり、多くの方が投票する投票日当日というのは投票しやすい環境を整えるのが基本です。
有権者を馬鹿にして試すかのような投票日の設定。選挙結果で応えるしかありません。
コメント