習志野市議会、一般質問1日目のポイント:文化ホールの見通しは?

今日は一般質問の1日目。4人の議員が一般質問を行いました(質問内容等はこちら)。私なりのポイントは以下のとおりで、いずれも文化ホール再建の話となります。文化ホールの再建に向けた動きは非常に心配ですが、一般質問の通告は既に行ってしまったので、私は、来週11日に議案として正式に提出された際に様々な点を確認していきます。

一昨日に発表された改修に関する予算の提案については、市議側から、プレスリリースと市議への連絡が同じ日に行われており、市民の代表に対していかがなものか、という指摘がありました。市長からは、極めて臨時的な対応であり、市議への説明は、正副議長への説明の後、一斉メールで送信し、その後にプレスリリースを出したので問題はない、という回答でした。私は、物事には軽重があり、今回の件は重要な話にもかかわらず、市議への一斉メール連絡とプレスリリースを同日中に行ったという点には充分な対応ではなかったと捉えています。せめて、市側から各議員に電話なり口頭で連絡してポイントを説明し詳細はメールでの確認を依頼、その際にプレスへのリリースについても実施時期を伝える、という対応をすべきだったのではないでしょうか。今日の質疑を通じて、市議会が軽視されているように受けとめました。

●市側の想定している再開後の使用期間「概ね10年間」は、想定であり、精緻な積算によって算出した期間というような説明はありませんでした。私は、改修設計とパイプオルガンの取り外しに約1億円を費やし、改修費用に一定の金額を投資することになるのであれば、再開後の使用期間(10年間)が妥当なのか、精緻な積算によって検証が必要だと考えています。

●今回の発表内容と進め方について野村不動産側との協議の経緯や合意内容が未だにわかりません。交渉事なのですべてを明らかにすることは難しいのかもしれませんが、1億円もの予算の承認に足る説明が必要であり、市民への説明責任を果たさなくてはなりません。特に、野村不動産側との合意については確認が必要です。口頭のみの合意ということではないと思いますが、具体的な内容、時期、手段を明らかにすべきです。

 

 

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