自公連立の解消によって国政は混乱状態にあります。どの政党も過半数に達していないため、首班指名選挙に向けて様々な主張や調整が繰り広げられています。
いくつかの政党は「政策本位で」、「政策実現のために」という主張をしていますが、それだけでは前に進みません。首班指名選挙は数によって決着するものであり、その後、組閣をして政策を遂行していく体制を整えることになります。政党間で調整・競争したうえで選挙で首相を選び、この国の政治を前に進めるためには、「政策本位で」という主張の繰り返しだけではなく、そのうえでどのように多数派を形成するか、という胆力が問われている局面です。
政策を実現するために選挙や採決で多数派を形成する取組みは、批判的に言われる「数合わせ」ではなく、現実の政治そのものです。
もちろん、私は、民主主義においては、多数決が全てではなく、少数の想いや意見を尊重して民意を常に探りながら政治を進めていくことが重要と考えています。一方で、首班指名選挙や組閣という局面においては多数派の形成を進めることも同じように重要です。
政策も大事、政策を実現させるための胆力も重要、国政において胆力のある展開を期待します。そして、習志野市政でも、政策の実現のために胆力のある活動を展開していきます。
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