習志野市議会、一般質問5日目のポイント:鹿野山少年自然の家のあり方

習志野市議会、今日は一般質問の5日目。4人の議員が活発な質問を行いました(質問内容等はこちら)。私なりのポイントは以下のとおりです。

●秋津サッカー場の人工芝工事に関し、剝がすことになった天然芝は3割が移植に不適な生育状況で破棄、5割は秋津公園の多目的広場や学校等に移植、2割は工事の撤去作業において養生として使用、という対応となった。

⇒私は、そもそも人工芝化自体に大反対で、人工芝化工事を含む今年度予算案には修正提案をしましたが、多数決で負けてしまいました。そして、今回、天然芝の扱いについても、その移植は十分ではなかったと捉えています。工事の撤去作業に養生として使用するのではなく他の場所に移植すべきだったと考えますし、秋津公園の多目的広場への移植は中途半端な形になってしまっています。秋津サッカー場のあり方については今後もフォローし、将来、天然芝に戻すことを目指します。

●鹿野山少年自然の家は、維持管理費に約3,230万円、人件費に約5,710万円、年間で約8,940万円の予算を運営費として要しています(2024年度ベース)。そして、1973年の設立から52年の月日を経過し、建物は老朽化、周辺環境にも変化が生じています。このような状況で、長寿命化工事または立替工事をして引き続き使い続けるのか、または廃止して県の施設等を活用するのか、といった議論が今後必要となってくる。

⇒今日の議論では結論を出すのではなく、問題提起までに留まりましたが、今後数年の間に鹿野山少年自然の家をどうしていくべきなのか、市としての方針を決める必要があると捉えました。私も、先月の視察結果を踏まえて、今後も情報整理をしっかりしたうえで議論に積極的に関与していきます。

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