一般質問の振り返り・その2:AI型教材、運用の見直しを!

先週8日に行った一般質問について、5つの質問ごとにそのポイントを報告させていただきます(質問の録画と時間割はこちら)。今回は、AI型教材の見直しについてご報告します。

習志野市がこの4月から本格的に導入したAI型教材について、その効果はある一方で多くの課題があり、児童・生徒、保護者から疑問の声が寄せられていました。この課題については、前回の議会でも議論しましたが、その際に、教育委員会側から7月にアンケートを児童・生徒、保護者、教職員向けに行い、その結果を踏まえて検討していくという回答がありましたので、今回もこの課題について取り上げました。

結果として、アンケート結果はAI型教材の課題を浮き彫りにしたと捉えており、その結果を踏まえて、私からは、

●AI型教材の効果については、効果を把握する手法とその評価結果についてしっかりと整理していくべき。

●どの学年からAI型教材を用いていくのか、教材の制約ではなく、教育的な根拠をもって整理すべき。

●教育委員会は2027年度からAI型教材への移行を目指すという方針だが、現状を踏まえれば無理に進めるべきではない。課題を整理して解決していくことを重視すべき。

という3点を主張しました。

教育長からは、AI型教材の利点(繰り返し学習・学び直しのしやすさ、習熟度に応じた学習、教職員にとって採点の効率化や学習状況の把握のしやすさ等)について紹介がありつつ、児童・生徒からの不満(漢字学習における正誤判定への不満等)、保護者からの懸念(書く機会の低下、思考力の低下、視力への影響等)等も共有されて、効果と課題の両面を評価しながら、学校に対してAI型教材の効果的な活用及び運用方法の発信や研修に努めていく、という表明がありました。

私は、子どもの学びを良くしていくことが目的であって、紙の教材もAI型教材も手段であると考えています。この考えに基づいて、AI型教材の課題についてその解消を促すために、今後もしっかりとフォローして必要な改善につなげていきます。

今後も、デジタル化の時代、AIの時代において、学びはどうあるべきか、どのような力を養うべきか、大きな視点で考えて、教育行政に対して前向きな提案を行っていきます。

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