6月15日に行った一般質問のご報告、3回目はAI型教材のメリット・デメリットを含む副教材に関する議論についてご紹介します(一般質問の録画はこちらからご確認ください)。
この4月から本格的に導入されたAI型教材については、児童・生徒、保護者、教職員の方々から様々なご意見をいただいています。取り組むべき改善点としては、
●漢字や計算等、手を動かして学ぶべき内容についてもAI型教材となってしまい、学びの質への影響が心配(必要な教材については紙のドリルやテスト等を使うべき)。
●貸与されているタブレットが重い、漢字を書く際にタッチペンが非常に使いづらい等、操作環境が充分ではない。
●AI型教材等、タブレット上で行っている宿題やテスト等について、保護者がその内容を確認できずに、学習状況の現状や課題について把握できない。
といったご意見をいただいており、私も保護者の一人として同じ意見です。これらの点を率直に指摘しつつ、子どもたちの学びの質を確保することを目的として、必要な改善をするように強く提起しました。
私は、今までの議会で、副教材(テスト、ワーク、ドリル)については、「受益者負担の原則」によって保護者に負担を求めることはおかしいので抜本的に見直すべき!、と強く主張してきました。一方、「見直し=デジタル化(AI型教材の活用)」だとは全く思っていません。副教材については、教育活動の一環であり、子どもの学びの質に直結する大事なものです。
子どもの学びの質をしっかりと確保・向上するという目的を大事にして、手書きが効果的な内容(漢字、作文、計算等)は手書きによる学習を維持する、紙のドリル等は自作する又は今までどおり購入する(公費で一括購入する、一部は保護者に負担を依頼する等)、音声や動画を活用すると効果的な場合にはAI型教材を活用する等、様々な改善手段があります。各々のメリット、デメリットを踏まえて、最適な使い方をすればよいという当たり前の考え方です。AI型教材の導入が目的ではなく、子どもの学びの質の向上が目的という点は絶対にはき違えてはなりません。
今回の議論を通じて、教育委員会には私の主張は伝わったと思いますし、今月(7月)には保護者、児童・生徒向けの実態把握アンケートを行うという表明がありました。このアンケート結果も含めて、現状をしっかりと把握したうえで、改善に取り組んでいきます。


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