政治家として、自分の主義主張、考えを伝えていくことは大事です。一方で、多様な意見や想いをしっかり受けとめることも重要です。
「民主主義=多数決」という誤解がありますが、私は、民主主義は、熟議の積み重ね、採決した場合でも少数意見・反対意見にできるだけ寄り添う努力をすることが民主主義の肝だと考えています。
「政治は数」という言葉もありますが、それは「採決のための頭数」という意味ではなく、より多くの有権者との対話を重ねるという意味合いという解釈をしています。
国内外の情勢が激しく変化する今、一定の期間で結論を出す必要性は否定しません。しかし、民主主義を政治形態として選んでいる社会として、対話を重視する姿勢は忘れてはなりません。
フランスの哲学者ヴォルテールの言葉(他の人による言葉という説もあります)、
「私はあなたの意見には反対だが、それを主張する権利は命がけで守る」
を思い出します。引き続き、対話重視で地方政治を前進させていきます。
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