「令和の日本列島改造」?真逆の発想が必要

石破総理が地方創生を「令和の日本列島改造」と位置付ける表明をした、というニュースを聞いて絶句しました。

「日本列島改造」とは、1972年に田中角栄・元首相が発表した政策で、既に50年以上前の話です。「日本列島改造」という政策の中身というよりも、50年以上前の政策にあやかって自分の政策を表現するセンスに絶句しました。

「日本列島改造」という言葉を聞いて具体的なイメージを持てる世代は、60代以上の世代ではないでしょうか。今の現役世代の大半はピンとこないと思います。

岸田・前総理の「デジタル田園都市構想」にも絶句しましたが、昭和の政策や価値観にあやかろうとするような姿勢は残念です。そもそも、日本列島改造も田園都市構想も成功した政策なのでしょうか。私は賛否の分かれるものであったと捉えています。

不確実さが増している今、求められているのは、革新的な政策であって、昭和の価値観は不要です。30年以上の停滞を続けてきたのに、昭和の時代に未だにすがろうとする政治姿勢とは決別すべきです。

「令和の●●」といったような政策ではなく、時代を切り拓いていくような、斬新な政策、政治判断を期待したいです。そして、習志野市政でも、未来志向で、志とチャレンジのあふれるまちづくりを推進していきます。

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