国が動かし始めた「新湾岸道路プロジェクト」。高谷JCTから蘇我IC・市原ICまで高規格道路で結ぶプロジェクトで、現在、構想段階にあります(詳細な情報はこちら)。
今は構想段階で最低でも数年、その後の環境評価で4~5年、そして事業着手というものなので、完成するまで30年以上要すると見込まれる長期プロジェクトですが、完成した場合には周辺に大きな影響が出てくるものです。
まず、人の生活、そして、自然と景観に大きな負の影響を及ぼさないようにし、そのうえで、渋滞解消、物流促進、防災強化等につながる道路とすべきです。
習志野市としては、今後、新習志野駅周辺の活性化に加えて、千葉県による高潮対策、下水処理施設の広域化という数十年にわたって進む構想や事業がありますので、全体を俯瞰したうえでこの「新湾岸道路プロジェクト」を捉えて、利点を最大限引き出し、負の影響を最大限抑制する必要があります。
30年後、どういう街の姿になっているのか、住民の安全・安心・快適な生活、自然との共生にどうつなげるのか、このような視点でこのプロジェクトをしっかりとフォローし、建設的な提案をしていきます。まずは、このプロジェクトについて次の議会で議論していく予定です。
(写真は茜浜、干潮時にできる浜辺の様子です)
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