習志野市、市政経営プラン(案)を公表!

様々な政策についてパブリックコメントを実施している習志野市(詳細はこちら)。19もの文書が対象となっているため、一つ一つ確認しながら、私なりのポイント等をブログで紹介しています。

今日は、特に重要である「習志野市前期市政経営プラン(案)」について紹介します(詳細はこちら)。このプランは、市政の基盤となるもので、あらゆる政策や事業を実施していくために不可欠なものです。

そもそも「経営」とはどういう意味でしょうか?

私は、「ある目的を達成するために、有する資源(人、物、金、情報等)を戦略的・効果的・効率的に活用すること」、と理解しています。

習志野市の新しい基本構想の目指すべき将来都市像は「多彩で豊かな交流が広がるまち 習志野」としているため、この都市像を実現するための資源の活用について具体的に示す文書が、この「市政経営プラン」といえます。

市政経営プランは、基本方針として、①多様な主体との連携、②徹底的なデジタル化、③経済効果の追求、という3点を掲げており、私も概ね賛同します。ただし、デジタル化については、「徹底的な」取組の一方で、デジタル化に不得手な方への支援も忘れてはなりませんので、「徹底的かつ適正な」という表現がよいと考えています。

この3つの基本方針を踏まえて、65項目にわたる事業(案)が提示されていますが、目標値が控えめになっている項目、そして、「算出中」となっている項目があるため、今後の進捗管理をしっかりとフォローしていく必要があります。

例えば、項目17の「書かない窓口の推進」に注目しています。市役所の窓口における手続きで、自分の住所や氏名を何度も書くことを求められてうんざりした方も多いかと思います。本来であればマイナンバーカードを一度かざすだけで終わりとすべきですし、そもそも各種手続きのために窓口に来るのではなくオンラインで全て済ませるようにすべきです。窓口業務はオンライン化を徹底し、極小化を目指すべきと考えています。

また、「経済効果の追求」に関する実施項目はまだまだ足りませんし、「職員の労働環境の整備や働き方改革」は不断の改善が必要です。

市政経営プランの内容と進捗についてはしっかりとフォローして具体的な改善提案をしていきます。

 

 

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