習志野市教育委員会は、12月17日に行った教育委員会会議で「令和7年度小・中学校児童・生徒数及び学級数推計」を公表しました(注:Webサイトでの公開は後日となります)。
要点としては、
●小学校の児童数は引き続き減少傾向であり、2025年度では8,720名の児童数が、2029年度には8,000名を下回り、2031年度には7,370名となる見込み。
●中学校の生徒数は、2025年度は4,067名で、2028年度まで微増傾向が続き、その後に減少に転じ、2031年度に4,000名を下回り、2035年度には3,263名となる見込み。
●ただし、上記推計は6,800人の住民の流入を想定している鷺沼特定土地区画整理事業による影響は含めていない。
●特記事項として、奏の杜地区から谷津南小へのバス通学児童数は2026年度の556名をピークとして減少していく見込み(注:私は、減少していくとしても、500名以上の児童が毎日、路線バスで通学しているような現状は異常な事態であり、早期に解消・改善すべきと考えています)。
●また、減少傾向が続く秋津小学校は、現在208名の児童数が、2027年度には200名を下回り、2031年度には138名まで減少する見込み(私は、10年、20年先を見据えて、新習志野駅勢圏の活性化という枠組みの中で、秋津小学校のあり方についても議論していくべき、と考えています。具体的には、秋津という地域は秋津小学校が地域の核となってきた地域ですので、小学校は維持し、秋津小学校の敷地に他の公共施設を複合化していく取組を推進すべきと考えています。)。
この推計は非常に重要なものですので、しっかりと読み込んで今後の議論や提案に活かしていきます。
(写真は秋津小学校にあるビオトープの様子。県内初のコミュニティスクールとしても有名です。)


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