習志野市、過去の取組や経緯が未来を拓くためのバイアスになっていないか?

まちづくりは先人たちの工夫や努力の積み重ねの結果として今に至るため、過去の取組における意図や考え方、調整結果、経緯等は慎重に把握する必要があります。

一方で、世界も日本も激しく変化してきているため、まちづくりの理念は大事にするものの、その理念を現実の社会に合わせて落とし込む、政策、事業、計画は大胆に変えていくべきです。

過去の取組や経緯はしっかりと把握しつつも、それらが未来を切り拓くためのバイアス、障がいになってはいけません。

例えば、文教住宅都市憲章という理念に基づいて、新習志野駅周辺は京葉線・国道357号(湾岸道路)・東関東自動車道の以北は住宅地、以南は商業・工業地という、いわゆる「住工分離」という政策によってまちづくりがなされてきました。この理念、そして、「住工分離」という考え方は大事ですが、どこで「分離」すべきか、という分離ラインは、時代の変化に応じて見直していくべきです。

私は、南船橋駅、幕張豊砂駅、海浜幕張駅といった近隣の駅周辺におけるまちづくりを踏まえて、新習志野駅周辺もその大きなポテンシャルを活かす形で新しいまちづくりをすべきと訴えてきました。そして、「住工分離」の分離ラインは今までのライン(京葉線・国道357号・東関東自動車道)ではなく、そのラインを南側に下げて、駅前広場から千葉市方面の地域においては新しいまちづくりをすべき、と考えています。「住工分離」という考え方は引き続き堅持して、分離のラインを見直すということです。

具体的には、駅前広場から千葉市方面の地域において、複合商業施設、ホテル、そして、マンション等の誘致を行って、新習志野駅周辺全体としては、福祉、スポーツ、海、教育・革新性(宇宙、ロボット、半導体等の産業)等をキーコンセプトに、駅南北一体のまちづくりを50年単位で進めていくべきです(グランドデザインの策定に関する提案書はこちら)。

過去の取組や経緯は把握しつつ、「どういうまちを創りたいのか」という未来志向で、バイアスを排して新しいまちづくりを進めていきましょう!

ともに、ワクワクする湾岸エリアへ!

 

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