特攻隊に関する報道について

この時期になると戦争に関する報道が増えて、その中で特攻隊に関する記事も増えます。特攻隊の実情や隊員の想いを伝えるものでどれも胸が痛くなるものです。

しかし、特攻隊について一番大事なことは、

特攻という無謀な作戦によって未来のある若者の命を奪ってしまったこと、そのような無謀な仕組みを実践させてしまった国の責任を考えること

だと考えています。10代から20代の若者を中心とする隊員に特攻という無謀な作戦で強いたのは何故か、軍や政治の責任はどこにあるのか、私たちは考え続けなければなりません。

かつて、知覧で特攻隊に関する展示を見て、隊員の想いに胸を打たれながら、このような形で若者に死を強いた国としての責任の重さを感じたことを思い出しています。

様々な報道記事を読みながら、改めて、特攻隊という悲劇を生み出した国の責任を考えています。

(写真は、習志野市原爆死没者慰霊式典に献納された折り鶴です)

 

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