新年度になって、小・中学校におけるテスト・ワーク・ドリルの扱いについて、保護者の方々からご指摘、要望を複数いただきました。改めて、私の考え、経緯や現状等について共有します。
まず、私は、憲法第26条の「義務教育の無償」原則を踏まえて、小・中学校において過剰な保護者負担はおかしい、テスト・ワーク・ドリルは教育活動の一環であるので「受益者負担の原則」(物理的な紙は家に持って帰り、個人の所有物になるので保護者負担という考え方)で保護者負担にすることはおかしい、という主張で改善を促してきました。
その結果、習志野市教育委員会が改善策を検討することとなり、今年度については、以下の方針が教育委員会会議で報告されています(資料はこちらの3~5頁をご覧ください)。
一部、従来のテスト・ワーク・ドリルを併用しながら、副教材在り方検討委員会」及び「作業部会」を設置し、
①学力向上のために従来のテスト・ワーク・ドリルが必要なのか協議を行う。
②AI型教材以外に必要な対応について協議を行う(協議後、必要な対応を講じる)。
一方、学校現場においては、タブレットの画面上で漢字の練習や計算をしていて非常にやりにくい、先生方も不慣れで負担が生じている等のご指摘やお声をいただいています。
私は、以前も示しましたが、テスト、ワーク、ドリルについて保護者に負担を求めないための対応策は、デジタル化だけではなく、漢字の練習や計算練習等は紙を使って手を動かした方が学習効果が高い、と考えています。また、自作によるテストでもよいですし、タブレットの画面を見ながら白紙に漢字を書いて練習する、ということでもよいかもしれません。デジタル化か否かという二択ではありません。
テスト・ワーク・ドリルのあり方、そして、現場での課題について丁寧に把握して改善につなげていきます。


コメント