10月13日~16日に開催されていた、2025年度決算に関する一般会計決算委員会、今日で閉会となりました。
私は、執行された予算の妥当性や効率性等を審査することに加えて、厳しい財政状況を踏まえて、事業の見直しを行って、その結果について今年度下半期の執行、そして、来年度予算の編成につなげることを意識して議論してきました。
最終日は、四日間の審査結果を踏まえて、委員会として決算案への採否を決める場でした。私は、2025年度予算については、秋津サッカー場の人工芝化工事に反対したため、予算案の原案に反対、修正案を提出(修正案は採決で否決)という対応を行いました。この経緯を踏まえれば、秋津サッカー場の人工芝化工事を含む2025年度決算案にも反対することが筋といえます。
しかし、習志野市の厳しい財政状況を踏まえて4日間の議論をした結果、①市側から、財政運営に関して、「(財政運営について)変革の必要」、「聖域なき見直し」という具体的な言葉と決意を引き出したこと、②既存事業の見直しについて検討と実行に向けた糸口を多くつかめたこと、③文化ホール再建、新清掃工場の建設等の新規の大型事業について見直しに向けた議論を深めたこと、という3点を踏まえて、検討した結果、賛成という立場を採りました。また、大変悩んだ末の苦渋の対応でしたので、単に賛成するのではなく、討論を行って、次の三点を強く提起し、今回の審査結果を今年度下半期の予算執行、来年度予算の編成につなげていただきたい、と要請しました。
1.市側から「変革」、「聖域なき見直し」という言葉で示されたように、前例踏襲ではなく、全ての事業について抜本的な見直しを行う必要がある財政状況である。市民のために行政サービスの安定性と継続性を確保するという観点からも、今こそ財政立て直しに向けた取組をすべきである。
2.単に支出削減をするだけでは未来につながらない。習志野市が「選ばれるまち」となるために、特に、現役世代に住み続けたい、住みたいと思っていただけるまちとするために、必要な事業には必要な予算を手当てすべき。また、高齢者福祉について議論をしたが、高齢者に冷たい政策を採るべき、という意図ではない。年齢で一律の福祉をするのではなく、人口構造の変化、超高齢社会を踏まえて、例えば、一律で敬老祝金を提供するよりも、高齢者の方々による地域活動への支援等を通じて地域でご活躍いただく、という考え方に転換すべきではないか(注:私は、福祉については、年齢を問わず、心身等の困窮状態にある方に手厚い福祉を提供すべき、と考えています)。
3.決算概要も含めて市民に対してあらゆる機会を使って周知、説明を尽くすべき。私は先週に市長に対して「財政立て直しに向けた緊急要請」を行い、その内容を市民の皆様に個々に説明したが、財政状況について把握されている方はほぼいなかった。しかし、財政状況とその対策について丁寧に説明をすると皆様からご理解をいただくことができている。市から市民の皆様への丁寧な説明をお願いしたい。
習志野市の厳しい財政状況について、指摘や批判だけではなく、具体的な改善策とともに全力で取り組み、市民生活を支える行政サービスが維持されるようにしていきます。財政状況についてぜひご注目いただき、ご意見等ございましたらお寄せください。


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