街創り

習志野花火大会2024で考える、行政に期待される役割

先日、共有した「習志野花火大会2024」、注目が集まっているようで、一部の席は完売したようです。 この花火大会、民間企業の主催で、習志野市は特別後援という立ち位置になっています。予算は出さずに、場所の無償提供、そして、関係機関との調整...
市政

習志野市議会、一般質問:1日目の様子、パイプオルガンに関する議論

今日から、各議員による一般質問が始まりました。1日目は、4人の議員が登壇して様々な議論がなされ、特に、パイプオルガンの再設置について熱い議論が展開されました。 ポイントとしては、 ・パイプオルガンの再設置について関係者の意見の賛...
市政

予算や政策における優先順位を付ける際に必要なものは、まちづくりのビジョン

先月、予算を考える際のポイントについて私の考えを紹介しました。 今、来週10日(火)の一般質問の準備をする過程で、改めて、予算や政策の優先順位付けを行う重要性を強く感じています。各事業を担当している部署としては担当事業を責任を持って前...
市政

習志野市議会、各議員による問題意識の詰まった一般質問

習志野市議会、今週6日(金)から各議員による一般質問が始まります。 一般質問とは、各議員が各々の問題意識に基づいて市政の課題等を市役所側と質疑する場になります。 私は、住民の代表である議員が、誰でも傍聴できる議場で、公明正大にま...
街創り

まちづくりは当事者意識から始まる

一昨日のブログで紹介したパイプオルガン再設置に関するクラウドファンディングについて多くの意見を更にいただいております。 いただいた様々なご意見を踏まえて更に考えていくと、今回の問題(クラウドファンディング)だけでなく、まちづくりは住民...
市政

政治を評価する際の基準、現状維持か変化か、そして、実行力の重要性

選挙の際に「棄権せずに、投票に行くべき」と言われても、どの候補にも魅力を感じない、どうしたらよいのか。 という指摘、というか相談をいただいたことがあります。 私は、 有権者の期待や価値観、求める政策等に完全に一致する政党や...
街創り

習志野市、パイプオルガン再設置に関するクラウドファンディングについて

習志野市は、再建設予定の習志野文化ホールにパイプオルガンを再設置するかどうか、その可否を問うクラウドファンディングを行う、と正式に発表しました。市のWebサイトに加えて、今日発行された「広報習志野」の裏面でも大きく紹介されたので、私にも市民...
街創り

習志野市、多様で自由な社会実験でまちづくりを盛り上げましょう!

習志野市は、今年度、社会実験として公園でのキッチンカーによる試行販売を行っています。私は、社会実験を始めたことが非常に意義があると思います。 行政は、市民から預かった税金を原資として行政サービスを適切に提供することが求められているので...
街創り

習志野花火大会2024、11月23日・24日に開催決定!

11月23日・24日に「習志野花火大会2024」が開催されることになりました! 民間企業による有料イベントにはなりますが、茜浜の盛り上げや利活用をずっと主張してきた私としては、前向きな動きとして捉えています。既に実現したキッチンカーの...
市政

習志野市から志とチャレンジのあふれる政治を

報道で注目されている自民党総裁選挙、そして、立憲民主党代表選挙。総裁選挙では、区割り変更前まで習志野市が選挙区だった小林鷹之氏が一番に立候補を表明しました。代表選挙では、今日、新しい区割りで習志野市が選挙区となっている野田佳彦氏がJR津田沼...
市政

習志野市議会、今日から第3回定例会が始まりました

習志野市議会、今日から第3回定例会です。年に4回しかない定例会ですので、毎回そうですが、気合を入れて臨んでいます。 議会の日程や議案についてはこちらからご覧いただけます。各議員が行う一般質問は、9月6日(金)~9月13日(金)の期間で...
現場経験

世界で感じた、日本の教育の強みと課題

前職(JICA)では、アフガニスタン、インドネシアに駐在し、また、東ティモール、エジプト、カンボジア、ラオス、ベトナム等を出張で訪れました。 どの国でも現地の教育について関心を寄せていましたが、その中で日本の教育についてその強みや課題...
市政

予算要望を提出、志とチャレンジの溢れる、ワクワクする習志野を!

今日、来年度予算に対する要望を市長宛に提出しました。提出した後は、要望の内容に関する意見交換も含めて、市政について市長との間でじっくりと対話をしました。 考え方としては、まちづくりについて、地理的にも、時間的にも総合的に捉えて、現実の...
街創り

習志野シティFC、目標を言葉に、夢を力に

今日は、千葉県社会人リーグ2部で戦っている習志野シティFCを応援しに行きました。 最終節となった試合の結果は、4-1で快勝!今シーズンを5勝2分1敗、勝ち点17で締めくくりました。1部への昇格については他チームの試合結果を待つという状...
市政

完全無所属という立ち位置での想い

私は、組織や団体の支援を受けておらず、いわゆる「完全無所属」という立場で活動しています。 完全無所属だから既存政党や団体、組織について否定しているというわけではありません。社会にとって、政党や業界団体は必要なものです。 私が完全...
街創り

途上国で感じた、社会を変えていこうとする勇気

昨日のブログで、価値観の交代が必要だと書いた後、途上国での勤務経験を思い出しました。 いわゆる途上国では、貧困という課題に加えて、国内格差、権力腐敗、行政の機能不全等、長年蓄積して解消されずにいる課題に辟易として、諦めかけている人達と...
現場経験

本当に必要な「世代交代」は、年齢ではなく価値観

自民党総裁選挙で、「若手が出馬して世代交代を」といったような報道がなされていますが、強い違和感を抱きます。 まず、年齢については、40代は日本の政治、特に自民党では若手かもしれませんが、世界を見渡せば、若手ではありません。フランスのマ...
市政

習志野市議会、予算を考える際の三つのポイント

今日は、28日から始まる定例会に向けて、議会運営委員会、会派代表者会議、そして、議案勉強会に参加してきました。 今回の議会に限らずに、予算案が提案される際には、常に三つのポイントで捉えて精査しています。 まず、予算を用いて行う事...
市政

習志野市議会、一般質問の練り方

習志野市議会、今年3回目の定例会が8月28日から9月27日までの予定で行われます。 市議会議員にとって、議会開会中は、議案の審議に加えて、一般質問に立って執行部(市長以下の市役所側)との議論を行うことが山場になります。 私は、一...
街創り

習志野市にも浜辺がある!ワクワクする茜浜へ

昨日、「習志野の海を守る会」による定期清掃に参加してきました。今回は千葉市方面にごみを拾いに行きましたが、ちょうど干潮だったので、浜ができているところに遭遇しました。 習志野の海、茜浜は緑地、公園、墓地、清掃工場、下水処理場、...
街創り

習志野市でも、スポーツの力をまちづくりに活かすために

スポーツには、人を楽しくさせて、感動や共感を広げる不思議な力があります。閉幕したパリオリンピックでも選手たちの姿に感動した人が多かったと思います。 スポーツ×まちづくりは昔から取り組まれているテーマですが、最近では、スタジアム建設を街...
市政

悩んだ際にかみしめる名言、チャーチルの言葉

前向きなまちづくりを!ワクワクする習志野へ!と主張しながら、ビジョンや政策の発信、具体的な事業の提案、そして、個別にいただくご要望(現時点で169件)への対応等に日々邁進しています。 常に前向きに、と意識していますが、正直、迷うことや...
現場経験

『共感で社会を変える GLOCAL INNOVATORs』を読んで

前職時代にお世話になった元・上司の方が出した『共感で社会を変える GLOCAL INNOVATORs』(橘秀治氏、文芸社、2024年)を読みました。 JICA(国際協力機構)海外協力隊、という制度を使って途上国でボランティアしてきた方...
歴史

8月15日、敗戦した日

今日、8月15日は、日本が国際潮流を見誤って無謀な外交と戦争を繰り広げた結果、敗戦を表明した日となります。 私は、「終戦の日」という捉え方は正しくないと考えています。日本が始めた戦争で内外に多大な被害をもたらした結果、戦争に負けたと表...
市政

今月のオンライン意見交換会は28日(水)に行います!

毎月行っています、オンライン意見交換会。今月は28日(水)20時~21時で行います。 なるべくわかりやすく活動状況を報告したうえで、ざっくばらんに意見交換させていただく場にできればと思っています。 政治に関すること、習志野市に関...
市政

習志野市、「義務教育の無償」原則に関する取組の進捗

市議会議員になって重点的に取り組んでいる課題の一つ、「義務教育の無償」原則の真の実現。 簡潔に言えば、憲法で義務教育は無償とされているにもかかわらず(憲法第26条)、実態は教科書代と授業料以外は保護者負担という現状を抜本的に改めるべき...
地域社会

民主主義の危機に対するメッセージ、「政治にかかわれ。議員になれ。」

昨日の朝日新聞朝刊に掲載された、タイで解党命令を受けた前進党の元党首・ピタ―氏(43歳)のインタビュー記事が掲載されていました。 タイでは、軍・保守派と改革派との対立が長く続いていますが、改革を目指したり、軍批判をする政党が解党させら...
市政

地方政治への注目を高めるために

市議会議員となって1年4カ月弱、生活に密着する課題を議論して決めていく地方政治の重要性を体感する毎日です。 子育て、教育、医療、介護、インフラ、環境等、私たちの日々の生活に直接関係することは、基本的な制度は国による法律に基づいています...
市政

習志野市議会、多様な人材の参画に向けた動き

地方議会の改善の一つとして、議員情報の公開、特に住所の公開、についてどうするか、という論点があります(参考記事はこちら)。地方自治を所管する総務省も、「多様な人材が参画し住民に開かれた地方議会の実現に向けた各議会における取組について」という...
市政

長崎への祈り、原爆投下の経緯

今日は、長崎への原爆投下に関し、死没者慰霊および平和祈念式典に参加してきました。今回は、家族で長崎を訪問した直後でしたので、例年以上に祈りが深まったと感じました。 記録によれば、原爆投下当日、福岡県の小倉市(当時、現在の北九州市小倉地...
自然

異常な暑さに応じた抜本的な変化を

気象庁の発表によると、先月は、統計を開始した1898年の7月以降、最も高い平均気温となったとのことです。過去最高を記録するのは昨年に続き、2年連続となり、異常な暑さが定着、または更に悪化している傾向にあると言えます。 このような暑さに...
市政

市議会議員のあり方:現場を歩き、自省し、成果につなげていく

市議となって1年3か月ちょっと、市議会議員としてのあり方はまだまだ模索中です。 しかし、市議という立場においては、ベテランも新人も同じで、成果を出しているかどうか、という点で評価されていくべきと考えています。「新人議員だから」と言って...
歴史

習志野市による原爆死没者慰霊、戦争との距離感

今日は、習志野市主催の「原爆死没者慰霊および平和祈念式典」に出席しました。 慰霊をし、そして、平和を祈りながら、改めて、第二次世界大戦について考えました。 思い返すと、子どもの頃、そして、大学生ぐらいまでは、第二次世界大戦、太平...
現場経験

途上国での経験:明日への希望を持てる力

大学時代、インド、イラン、中国、モロッコ、そして、欧州、様々な国をバックパッカーで一人旅をしました。そして、前職の時代には、駐在員としてアフガニスタンとインドネシアに滞在、出張では、東ティモール、スリランカ、エジプト等、多くの国を訪れました...
街創り

人口減少時代における都道府県という枠組み

先週、総務省の資料に基づいて、日本人の人口が86万人減(24年1月1日時点、対23年比0.7%減)となり、減少数・減少率ともに過去最大となったと大きく報じられました(参考記事はこちら)。 人口減少時代において、地方自治体は選ばれる自治...
現場経験

途上国勤務の経験:予想し、備え、なるべく慌てない

20代でアフガニスタン、30代でインドネシアという国で勤務をしました。どちらの国でも様々な経験をして「現場力」のような力を養うことができました。 その一つは、安全対策という面で、「予想し、備え、なるべく慌てない」という力です。 ...
歴史

習志野市制70周年、これからの課題とは

昨日、習志野市制は70周年を迎えました。1954年に津田沼町から習志野市になって70年、人口は3万人強から17.5万人までになりました。 70年というと、世代では2世代(1世代30年)以上の時間が流れてきたことになります。この70年を...
現場経験

サラリーマン時代の経験、組織マネジメントのノウハウ

市議会議員になる前は、いわゆるサラリーマンとして働いていました。企業ではなく、独立行政法人(JICA)での勤務だったので、「会社員」ではありませんでしたが、組織で働くノウハウや経験はたくさん得ることができました。 また、海外駐在(アフ...
街創り

新しい清掃工場、安定運営に加えて魅力の追加を

習志野市では、2032年4月から新しい清掃工場を稼働させる予定です(新しい清掃工場に関する取組はこちらによくまとまってわかりやすいので、是非ご覧ください)。 約8年後の完成なので遠い話のように感じるかもしれませんが、具体的な事業計画等...
街創り

まちづくり、抽象的な言葉に具体性を込める重要性

安全、安心なまちづくりを進めます 対話を大事にしていきます 前向きな提案を重視しています こういった言葉、方向性を示すという意味では意義があります。一方、どの街、どの自治体でも使える「空虚」な言葉とも言えます。行政文書を読...
街創り

習志野市、茜浜にスケートボードパークを!

私の重点的な政策の一つ、「水辺とともに豊かな街へ」。具体的には、谷津干潟、菊田川、そして、茜浜の利活用を進めています。 特に、茜浜については、総合性のある土地利用をしていけば、もっと賑わいのある、もっと豊かな海辺になると確信しています...
街創り

途上国の現場での経験:継続は力なり

私は、大学を卒業して、途上国を支援する政府機関・JICA(国際協力機構)に20年間、勤務しました。JICAでの仕事で得た様々な学び、経験、気づきは、まちづくりに活用できるものがたくさんあります。 その一つ、「継続は力なり」というもので...
市政

ワークショップ1回目、地方政治を「動かす」!

初の試みとして企画したワークショップ、昨日がオンライン、今日が対面で1回目を実施しました。 ワークショップのタイトルは、 地方政治を「動かす」ためのワークショップ ということで、1回目は、そもそも政治とは?という点から地方...
市政

一般質問のポイント(6):新習志野駅の「第2のまちびらき」を!(その2)

一般質問のポイントを振り返る記事の最終回は、新習志野駅周辺の「第2のまちびらき」について報告します。 前回の記事で、新習志野駅の「過去」と「現在」について共有しました。「未来」についても、現状の延長線で、寂しい駅前空間のままとなってし...
市政

一般質問のポイント(6):新習志野駅の「第2のまちびらき」を!(その1)

6月13日に行った一般質問のポイントの振り返り、最後は、最も力を入れて行った新習志野駅周辺の「第2のまちびらき」に関する議論について報告します。 新習志野駅はJR京葉線の各駅停車駅で、1986年3月に開業しました。当初は、お隣の千葉市...
市政

オンライン意見交換会、議会閉会中の活動の様子を報告します

議会がない時は市議会議員は何しているのでしょうか? 議会以外で活動の様子が伝わってこない市議会議員がいるのですが? という質問をいただくことが時折あります。 たしかに、年間4回開催される議会では、委員会や一般質問で各議員の...
市政

習志野市子ども議会、未来を想う力

今日は、市制施行70周年を記念して「習志野市子ども議会」が開催されました。市立中学校7校から2名ずつ、計14名が議員となって、習志野市側との熱心な議論がなされました。 子ども議員による、自分たちの身の回りの課題や、習志野市の未来を想う...
自然

猛暑対策、外でのスポーツ・文化活動の見直しを

連日、熱中症警戒アラートが出されて、危険な暑さが続いています。私の子どもの頃と比べて、夏の気温は5度近く上がっているような感覚です。 このような危険な暑さに対して、私は3月の議会で、教育活動のあり方を見直すように提案しました。具体的に...
街創り

習志野市、茜浜の眺望をもっと活かすために

今日は、習志野の海を守る会による定期清掃(毎月第3日曜の9時半~10時半)に参加してきました。道路沿い、そして、茜浜の先端に近い駐車場に多くのゴミがありました。 特に駐車場付近のゴミはひどく、利用料を無料ではなく、有料にすれば多少の改...
地域社会

習志野市、小学校を地域社会の中心に

生活圏については、鉄道駅を中心として地域、中学校区、小学校区等、様々な捉え方がありますが、私は、小学校区が生活圏の捉え方として適していると考えています。 習志野市教育委員会の「習志野市立小・中学校の適正規模・適正配置に関する基本方針」...
市政

一般質問のポイント(5):給食費、せめて物価上昇対応として公費投入を

一般質問の振り返り、5回目は、学校給食に関する議論を紹介します。 小中学校における給食、子どもたちの健やかな成長を支える重要なものです。近年、給食費の無償化を進める自治体が増えてきて、千葉県は第3子分を無償としていますが、加えて、自治...
市政

行政サービスのあり方、投資や費用は長期的な視点で捉える

市議になって1年3か月弱ですが、違和感を抱く点の一つが投資や費用の捉え方です。 例えば、ある事業に費やす予算額が1億円の場合、その事業効果が1年限りで終わるのか、複数年度にわたって効果がでるのか、見極める必要があります。効果が1年限り...
市政

一般質問のポイント(4):特別支援学校の設置のために文書で県への要望を

先月の一般質問の振り返り、4回目は特別支援学校に関する質疑について報告します。 習志野市には、千葉県立の特別支援学校小学部があり、61名の児童が通学しています。一方、中学部、そして、高等部は市内に存在しないため、中学や高校でも特別支援...
地域社会

自分たちの街は自分たちで育て、楽しみ、そして未来を創る

市議活動だけでなく、町内会活動や地元ボランティア等を通じて、しみじみ、他人任せ、行政任せではなく、 自分たちの住んでいる地域は、自分たちで育て、楽しみ、そして、未来を創る という考え方が大事だと思っています。 もちろん、住...
市政

一般質問のポイント(3):学習教材等の共用品化の更なる推進のために

一般質問を振り返ってそのポイントを紹介するブログ記事、3回目は、学習教材等の共用品化についてご紹介します。 この課題については、市議になって以来、毎回の議会で議論を粘り強く続けてきました。その成果もあって、今年度から予算が新規に追加さ...
市政

一般質問のポイント(2):谷津干潟の魅力向上の好機!

先月に行った一般質問を振り返る記事、第2弾です。今回は、オービック・シーガルズの練習場ができて盛り上がりつつある谷津干潟周辺の魅力向上に関する議論を紹介します。 ご存じの方も多い方と思いますが、今、アメリカンフットボールチームのオービ...
市政

一般質問のポイント(1):志と特色のある基本構想を!

先月の議会で行った一般質問について、そのポイントを共有させていただきます。まず、一つ目の質問、「基本構想」について報告します。 基本構想は、多くの自治体が作成しているもので、自治体における基本政策といえる文書となります。習志野市では、...
市政

習志野市政、「完全無所属」の強み

以前、「無所属で何ができるのか」というブログ記事を書きました。この記事を書いてから7カ月程の時間が経過しましたが、改めて、「完全無所属」の強みを感じる今日この頃です。 まず、しがらみが一切ないため、正々堂々と「習志野の街はこうあるべき...
街創り

まちづくり、部分最適ではなく、全体最適を

まちづくりに関する主張の一つとして、「総合性を大事にしていきましょう!」と常々訴えています。 個々の施設の改修も大事ですが、街全体を見渡して、どういう街にしていくかという視点は不可欠です。 例えば、秋津地域では、今後、消防署(出...
街創り

まちづくりにおける法律との向き合い方

まちづくりを進めるうえで必ず向き合うものの一つは、法律です。都市計画法、都市公園法、建築基準法、道路交通法等、様々な法律に適合しているかどうか、事業を進める際には精査する必要があります。 一方、法律は何のためにあるのか、と考えると、そ...
地域社会

東京都知事選挙の結果、3つのポイント

東京都知事選挙、結果は現職の圧勝でした。 東京都も地方自治体なので地方議員としてこの選挙に注目していました。今回の選挙とその結果には3つのポイントがあると捉えています。 1.「現状維持」の選択 現職が圧倒的に勝利したという...
街創り

習志野シティFCの試合を通して感じた、言動に魂を込める大事さ

今日は諸々用事が重なってしまい、後半から習志野シティFCの試合を観戦。場所はホーム、秋津サッカー場。 後半にゴールを許して苦しい展開になりましたが、残りわずかとなった時間帯に、滑らかなパス回しから決勝ゴール!ゴールも素晴らしか...
歴史

イギリス総選挙で考える、選挙の意義

英国での総選挙は、与党・保守党が大敗し、14年ぶりの政権交代となりました。 選挙の大きな意義として、「今の政治でいいのか、変えていくのか」という2択のどちらがよいか、民意が示されるという点があります。与党が負ける、野党が勝つ、このいず...
市政

行政学からの学び:公共サービスの担い手

社会人になって8年目の夏、米国のシラキュース大学行政大学院に留学しました。それまでの業務経験、特に、アフガニスタン駐在時の気づきを踏まえて、「行政学を学びたい!」と考えてその発祥の地である米国に向かいました。 1年間という留学期間でし...
街創り

バックキャスティングの大事さ、30年あれば大きな夢も叶えることができる

昨日は、過去30年間における男子サッカー日本代表の躍進を例に、チャレンジの大切さを主張しました。改めて、政治もまちづくりも同じだと思います。 そして、私は、バックキャスティング(Backcasting)という思考方式が大事だと色々な場...
市政

新札発行、事を処してパイオニアたれ

今日、お札のデザインが変更されて発行されました。 渋沢氏、津田氏、北里氏の残した言葉が様々なメディアで報じられていましたが、私は、北里氏の、 「事を処してパイオニアたれ。人に交わって恩を思え。そして叡智をもって実学の人として、不...
街創り

習志野市政、1年先、10年先、そして100年先を見据えて

選挙で主張した政策の実現、そして、個別にいただくご要望(現時点で156件)への対応で、文字どおり日々走り回りながら活動しています。 一方、常に意識していることは長期的な視点での成果、そして、まちづくりのビジョンを意識すること、です。 ...
自然

習志野市、ワクワクする茜浜を!

最近は、新習志野駅周辺の「第2のまちびらき」を!と各方面で主張しています。そして、その駅の南側に広がる、茜浜という海辺。ここは、新習志野駅周辺と同じぐらい、いや、それ以上に可能性が溢れています。 市議になる前から私は「茜浜をワクワクす...
街創り

『地方自治論、2つの自律性のはざまで』を読んで

私の趣味の一つは読書です。子どもの頃から、本さえあればどんなに時間があってもまったく苦にならないタイプです。 大学生時代にバックパッカーで様々な国を一人旅しましたが、旅先の国の歴史や文化、宗教等に関する本を持って行ってその国でのんびり...
市政

一般質問の意義、そして、効果

6月13日に行った一般質問、今回で議員になって5回目となりました。毎回、みっちりと準備をして臨んでいますが、やればやるほど、その意義、効果がよくわかってきました。 意義としては、誰でも傍聴できる公開の場、そして、記録が正式に残る場で、...
市政

第2回定例会が閉会、地方政治の可能性

今日、第2回定例会(6月議会)が閉会となりました。市側から提案のあった議案は全て可決され、陳情・請願は採択、不採択が分かれました。詳細は追ってブログで紹介させていただきます。 今回の議会は、年度が始まってすぐの議会なので、大きな議案は...
市政

習志野市議会、一般質問のポイント(後半部分)

少し間が空いてしまいましたが、先週17日、18日に行われた一般質問のポイントをお知らせします。 前半(6月11日~14日)の16人に続き、後半も5人の議員が各々の問題意識に基づいて質問に立ちました(録画はこちらからご覧いただけます。是...
市政

習志野市、教育費に関する保護者負担軽減が着実に進んでいます

今日は、午後1時半から開催された教育委員会会議を傍聴してきました。 議題の一つ「教育費にかかる保護者負担軽減に向けた取り組みについて」に特に注目して聞いていました。その結果、この取組は着実に進んでいることがわかり、とてもよかったです。...
市政

地方自治法改正で考える、地方自治の本旨

一昨日に閉会した国会において、地方自治法の改正が成立しました。 私は、地方分権をもっと進めるべきという立場であり、また、国が地方自治体に指示する際の具体的な事態について明示がなく、立法する必要性が高くない、という考えで、反対です。 ...
街創り

対話の重視

政治家として、自分の主義主張、考えを伝えていくことは大事です。一方で、多様な意見や想いをしっかり受けとめることも重要です。 「民主主義=多数決」という誤解がありますが、私は、民主主義は、熟議の積み重ね、採決した場合でも少数意見・反対意...
市政

政治家の責任、受益と負担のバランス

様々な政策や事業について検討している際に、必ず意識している点の一つは、 受益と負担のバランス です。 今の日本では、財源が潤沢にある状況ではなく、突き詰めれば「納税されたお金をどのように配分していくか」ということなので、何...
街創り

地方議員が考える、一番大事なものは住民の声と想い

政治活動に加えて、町内会や安全支援ボランティア等の地元活動を通じて、改めて強く感じること、それは、 政治や行政を進める際に一番大事なものは住民の声と想い ということです。 政治や行政の目的を突き詰めて考えていくと、その地域...
市政

習志野市議会、6月議会の様子をオンライン意見公開会でご報告します

各議員による一般質問に続き、各委員会が19日~21日の3日間で開催されました。私は総務委員会に所属しておりますが、他の委員会についても全て傍聴して議論のポイントをつかむようにしています。 新人議員、そして、一人会派ということもあって、...
市政

都知事選告示日に考える、地方政治における党派の要否

今日20日、東京都知事選挙の告示日でした。日本の首都であり、1,400万人以上の人口を有し、経済規模もオランダ一国を上回る規模と言われる、東京都。その将来を左右する都知事を選ぶ選挙は重大です。 都知事候補者に対して国政政党の多くが各々...
街創り

新習志野駅前の広場を見て感じる、大きな可能性

新習志野駅を利用された方は、その南口に広がるロータリー、そして、広場の広さに「おぉ!」と感じる方が多いかと思います。 私は、この場所、今のままではなく、知恵と工夫を凝らしてもっとワクワクする場所にできる、新しい街づくりの大きな可能性が...
街創り

まちづくりには「総合性」、そして「将来像」が不可欠

まちづくりをしていく際には、「総合性」という観点が不可欠だと考えています。 例えば、 公園の再整備をする際に、その公園付近の道路や公共施設の更新予定を確認する 歩道橋の改修や撤去をする際には、街全体の歩行者の動線を考慮する...
市政

13日に行った一般質問、録画が公開されました

先週、13日に行いました一般質問、録画が公開されました(リンクはこちら)。 80分間と長い録画になりますが、市民のための市政を想いながら取り組みましたので、ぜひご覧ください。以下が時間割となりますので、ご参考にしていただければ幸いです...
自然

ならしのには世界遺産がある!富士吉田青年の家

週末、習志野市立富士吉田青年の家を訪問してきました。 「ならしのには世界遺産がある!!」というフレーズでPRしている青年の家は、設立から今年で51年目となります。世界遺産として登録された富士山の麓にあることは素晴らしいですが、私は、丁...
市政

政治への志、原点③:秋津幼稚園の閉園

政治を志した原点について紹介してきましたが、最後、三つめは、秋津幼稚園の閉園です。 「子どもの数が少なくなってきたので閉園します」という話が出てきたのは2017年前後、多くの市民が慎重な検討を求めたにもかかわらず、2019年3月に閉園...
市政

習志野市議会、一般質問のポイント(前半部分)

習志野市議会、第2回定例会の一般質問は4日目まで終わりました。録画も順次公開されていますので、ご関心のある議員やテーマについては是非録画で質疑の様子をご覧いただければと思います。私の質問について録画が公開されたら共有させていただきます。 ...
市政

習志野市議会、5回目の一般質問

今日は議会で一般質問を行ってきました。 市議になって5回目となる、貴重な機会でしたが、この機会を最大限活用するためにみっちりと準備をして臨み、お陰様で充実した議論ができました。傍聴、ネット視聴をいただいた皆様、本当にありがとうございま...
市政

明日13日、習志野市議会で一般質問に立ちます

明日13日(木)10時~11時20分、習志野市議会で一般質問に立ち、市長や教育長等の市幹部と市政の課題について議論します。みっちりとよい準備ができたので、前向きで中身の濃い議論ができるように全力で頑張ります。 今回の質問のポイントは、...
市政

習志野市から地方政治を変える、誠心誠意という王道で

政治の世界では、政治には金がかかる、民主主義のコスト、政治では貸し借りや駆け引きが大事、という言葉を聞くことがあります。 でも、私は、一番大事なことは、 誠心誠意、あるべき社会の姿を語り、有権者と対話し、ともに前に進む と...
市政

習志野市政、自分たちの世代で社会をよくしていくために

昨日、開催した第3回市政報告会。様々な気づき、刺激、そして、勇気をいただきました。 市政報告会で嬉しかったことの一つは、30代や40代の方のご参加もいただけたことです。現役世代の中核と言える30代・40代、仕事や子育て、様々なことで忙...
市政

第3回市政報告会を開催しました

新習志野公民館で3回目となる市政報告会を開催しました。 60名を超える方々にご参加いただきました、ありがとうございました。私から日頃の活動の様子を報告し、また、活動に込めている想いを共有したうえで、意見交換を行いました。 まちづ...
自然

谷津干潟、水辺に触れ合える機会をもっと!

今日、明日、谷津干潟では、谷津干潟フェスが開催されています。 昨年に続いて、「谷津干潟をキレイにしよう!」に参加しました。去年は谷津南小前で掃除をしましたが、今年は谷津干潟自然観察センター前の前浜で掃除をさせていただきました。 ...
現場経験

政治への志、原点②:アフガニスタン駐在

政治を志した原点はいくつかあります。一つ目は、憲法第26条でした。二つ目はアフガニスタン駐在です。 アフガニスタンには、日本政府によるODA(政府開発援助)を実施するために、2007年冬から約2年間、駐在していました。当時は、治安が急...
市政

習志野市議会、各議員による一般質問の内容

来週11日(火)から始まる、各議員による一般質問、その内容が今日公表されました。内容についてはこちらからご覧ください。 どの質問も私たちの生活に密接に関係していくものだと思います。ぜひご注目いただいて、ご関心のあるテーマを質問する議員...
市政

習志野市議会、一般質問の準備の様子

習志野市議会、現在、第2回定例会が開催中で、各議員による一般質問は来週11日(火)から始まります。私は13日(木)10時に質問に立つ予定です。 この一般質問は、どんなふうに準備されているのか、ご紹介します。 まず、各議員は、問題...
市政

政治資金規正法改正をめぐる混乱、結局は「国民主権」

いわゆる「政治と金」の問題を踏まえて、政治資金規制法の改正について国会審議が進んでおり、報道されているとおり、大混乱という状況です。 自民党と日本維新の会が改正案について合意したにもかかわらず、修正案内容についてすれ違いが生じ、審議日...
街創り

市川市による「塩浜マリンパーク(仮)」構想

市川市は、JR市川塩浜駅の南口から海方面に歩いた場所にある市有地を使って、「塩浜マリンパーク(仮)」を造る予定です(今日が整備方針へのパブリックコメント締切でした)。 整備方針(案)にある4つの視点、①海辺の立地特性を活かした土地利用...
市政

前に向かって、勇気を出して「動く」ことの大事さ

私は、2年程前に習志野市政に挑戦することを決めました。当時、サラリーマンで職はある程度安定していましたが、「習志野市政をもっと盛り上げたい」、「子どもたちの世代に胸張って引き継げる街にしたい」という想いで出馬を決意しました。 挑戦がう...
市政

習志野市議会第2回定例会、6月13日(木)に質問に立ちます

今日から6月28日までの期間で習志野市議会第2回定例会が始まりました。日程において、「休会」となっている日はお休み、ということではなくて、質問に関する事前協議、採決する議案に関する個別協議が行われています。議案についてはこちらからご覧くださ...
歴史

「自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード」を読んで

『自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード』(内藤正典、三牧聖子 集英社新書 2024年)を読みました。 自由、平等、人権等を重視しているはずの欧米諸国がイスラエルによるガザでの大量虐殺を止めようとしない、という決定的な矛盾を突...
市政

対話の重視、対面も、オンラインも

活動の指針として、対話を重ねていくことを重視しています。様々な課題に対して、多様な関係者の想いや意見を対話を通じて共有し、さらに議論を重ねていくことで、最適な解決策が見えてくると信じています。 最初から「どちらの意見が正しいかどうか」...
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